C型肝炎
肝がんの原因の約7割、肝硬変の原因の約6割はC型肝炎です。肝臓病で亡くなる方を減らすためには、C型肝炎を叩くことが重要です。
かつてはC型肝炎ウイルスを駆除するため、注射薬であるインターフェロンを含む治療が行われました。しかしインターフェロン治療には比較的重い副作用が出ることがあり、貧血、血小板減少、うつ病、その他の合併症がある方、高齢の方は治療を受けることが困難でした。残念ながらインターフェロン治療を受けても治らなかった方もいます。
2014年9月3日から、飲み薬だけでC型肝炎ウイルスをたたく治療が始まりました。インターフェロン注射とは違い、正しく使えば大きな副作用もほとんど無く、治療効果も高いため、C型肝炎でお悩みの方は、もはや迷うことなく治療を受けていただきたいと思います。ただし、非代償性肝硬変の方など、対象にならない場合もあります。また薬の種類により、重度の腎機能障害のある方には使えないものや、一部の血圧の薬との併用が制限されるものもあり、注意が必要です。
日本では、150~200万人の方がC型肝炎に感染しているといわれています。感染に気づいていない方や、未治療の方も多くいらっしゃいます。特に肝がんは高齢になるほど発癌率が高く、早期の治療が必要です。