偏頭痛

 

■片頭痛とは
 典型的には、片側性で拍動性の中等度から重度の頭痛発作が繰り返し生じ、4~72時間にわたり発作が持続します。頭痛に加えて悪心、嘔吐、光過敏及び音過敏等を伴うことが多く、日常動作で頭痛が増悪するため生活に大きな支障をきたします。20~50歳代の勤労世代に多くみられ、日常生活だけでなく社会生活に影響が出ることもあります。

■片頭痛の診断
 片頭痛の5つの特徴として、拍動性、4~72時間の持続、片側性、悪心、生活支障度が高いというものがあり、このうち4つ以上が当てはまれば片頭痛の可能性が高いという診断アルゴリズムがあります。  診察と、必要に応じてCTなどの画像診断も施行のうえ診断します。

■片頭痛の治療
 軽度から中等度の頭痛時には、アセトアミノフェンやその他の非ステロイド系抗炎症薬を用います。それで効果が無かったり、中等度以上の症状の場合は、トリプタンを使用します。トリプタンは、片頭痛の特異的な治療薬で、脳の血管収縮抑制や、抗炎症作用により効果を発揮します。頭痛発作早期に服用するのが効果的です。悪心、嘔吐を伴う場合は制吐薬を併用します。
 発作の回数が多い、症状が重い、持続が長い場合、予防治療を検討します。

csp■片頭痛の予防
片頭痛発作の発症を抑制するエムガルティという注射薬があります。片頭痛は、脳内にカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という物質が増え、脳の血管に作用して起こるといわれています。
エムガルティは、CGRPのはたらきをおさえ、片頭痛発作が起こるのをおさえると考えられています。片頭痛日数が減る、頭痛薬などを使う日数が減る効果が期待されます。初回に2本、2ヵ月目から1ヵ月毎に1本、皮下注射します。

■エムガルティの費用
エムガルティは1本45,165円です。保険診療になりますので、1本当たりの薬剤費の自己負担は、3割負担の方で13,550円、1割負担の方は4,517円です。別途初再診料などの費用がかかります。
 安価ではありませんが有用性は高く、片頭痛にお悩みで、従来の治療で満足な効果が得られていない方にお奨めいたします。

出典:慢性頭痛の診療ガイドライン2103、エムガルティ製剤資料。

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