糖尿病の検査の解説その1

■ 血糖値(けっとうち)
食事によって変動があります。空腹時で 110mg/dL未満が正常です。

■ HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
HbA1cは、過去1, 2ヵ月間の平均血糖値を反映する指標で、合併症予防の観点から、7%未満が目標とされています。低血糖などの副作用、その他の理由で難しい場合は8%未満が目標となります。高齢者の場合は低血糖を避けるため、さらに細かい目標があります。

図1

■ 1,5AG(イチゴエージー)
尿糖が多いほど数値が下がる検査です。HbA1cが良好でも血糖の上下が激しいと下がる傾向があります。血糖変動の指標となります。14μg/mL以上が正常です。

■ HOMA-R(ホーマアール)血中インスリン値×血糖値÷405 (空腹時)
インスリン抵抗性の指標。インスリンの働きにより、筋肉などにブドウ糖が吸収されて血糖値が下がりますが、インスリン抵抗性があると吸収されにくくなります。1.6以下は正常、2.5以上の場合はインスリン抵抗性があると考えられます。

■ HOMA-β(ホーマベータ)血中インスリン値×360÷(血糖値-63) (空腹時)
インスリン分泌能の指標。30%以下の場合、インスリン分泌低下があると考えられます。

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