大腸内視鏡検査について

9月1日に、新しいC型肝炎の飲み薬、ハーボニーが発売になりました。
日本人のC型肝炎ウイルスは、大きく分けて、セロタイプ1(ジェノタイプ1b)、セロタイプ2(ジェノタイプ2a、2b)の2つの型があります。昨年9月に発売された、ダクルインザ、スンベプラはセロタイプ1に対する薬です。セロタイプ2に対しては本年5月にソバルディ、コペガスが発売されています。

今回発売されたハーボニーは、セロタイプ1に対する薬です。従来のダクルインザ、スンベプラと比較すると、治療期間が半分の12週間と短くなりました。また、国内で実施された発売前の最終的な臨床試験で、投与を受けた157例全例でウイルスが消失するという好成績をあげました。

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 ハーボニーは、ソホスブビルという核酸型NS5Bポリメラーゼ阻害剤と、レジパスビルというNS5A阻害剤の合剤で、HCV RNA複製及びウイルス増殖を抑制します。核酸型NS5Bポリメラーゼ阻害剤は、HCV RNA鎖にヌクレオチドの代わりに取り込まれ、HCV RNA鎖の伸長を直接阻害し、ウイルスの複製を停止させます。人の細胞のRNA合成には影響しないため、ウイルスだけに効果があります。  

特に大きな副作用もなく、治療効果も非常に高いため、C型肝炎の方は、もはや迷うことなく治療を受けていただきたいと思います。ただし、重度の腎機能障害の方、非代償性肝硬変の方には投与できません。

C型肝炎撲滅の時代が見えてきました。日本では年間3万人の方が肝癌で亡くなりますが、その原因の7割がC型肝炎です。C型肝炎ウイルスを駆除して肝癌を防ぎましょう。

*出典:ハーボニー配合錠製品添付文書、他

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